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2005年05月18日

著作権管理のあるべき姿

IT Media LifeStyleの記事「私的録音・録画補償金制度では誰も幸せになれない」を読んで思ったこと。

記事の要旨は、
1.HDDなどの汎用機器から補償金を取るのはおかしい
2.補償金を取るのなら私的複製は自由にさせるべきであって、DRMでガチガチにしばっておいて、さらに補償金を取るのはおかしい
3.現行制度では補償金の流れが透明とは言いがたい
という感じでしょうか。
私的にはまったく賛成であります。

何らかの形でクリエーター(作曲家等)が利益を得ないことには音楽産業は回っていきませんので、デジタル録音機器やメディアの補償金制度は現実的にはしょうがない妥協案であると思います。
そう考えると、基本的に音楽専用機であるiPodから補償金を取るのもまあしょうがないであろうと思います(個人的にはいやですけど)。

ただ、忘れてならないのは、利用者が払うコンテンツの利用料(CD等のパッケージに含まれてるものであれ、補償金で間接的に払っているものであれ)は、クリエーターに払っているものであり、レコ協やJASRAC等の中間業者に払っているのではないということです。

こういう著作権管理の仕組みにおいては、
1.利用者が払ったライセンス料金をできるだけ少ない中間搾取でクリエーター(作曲者等)に届ける
2.ライセンス料金を届ける仕組みは透明かつ公平である
3.ユーザーやクリエーターは自分の意思で中間業者を選ぶことができる
という点が重要だと思います。

10年後の著作権管理を考えてみると、以下のようになっているといいなーと個人的には思ってます。
1.利用者のコンテンツのコピーは自由
2.コンテンツを再生するときに認証局からキーをもらいその時に課金(聴いた(観た)回数ベースで課金)
3.利用料をクリエーターに届ける業者は複数あり互いに競争(証券取引所みたいな感じ)。手数料が不当に高かったり、不正を働いた業者は競争原理により市場から追放される。

こういう世界、技術的には10年後でなくても十分実現できると思うのですが、政治的要因がからむと永遠に実現しないでしょうね(何となく、日本では後者の可能性のほうが高そうな予感)。

投稿者 kurikiyo : 2005年05月18日 23:28

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