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2005年03月16日

IBMのアセンシャルソフト買収

IBMがデータインテグレーション・ソフトウェア・ベンダーのアセンシャル・ソフトウェアを買収したという記事

アセンシャル・ソフトウェアという会社を知らない人も多いと思いますが、2001年にインフォミックス社がRDBMSビジネスをIBMに売却した時の残った方の会社です。
結局、4年かけて、インフォミック社の資産はすべてIBMの物になったということになりますね。

で、このデータ・インテグレーション・ソフトウェアとは、データウェアハウスを構築したりする時に社内のいろいろなシステムからデータを集めてきて統合するためのツールです。
あんまりたいした話ではないかと思うかもしれませんが、大企業において、数百ものシステムから何10テラバイトにも及ぶデータを集めて統合するというのは、ものすごく大変なプロジェクト(ある意味アプリケーション本体を作るよりも大変)なんです。
そういうことで、データ・インテグレーション・ソフトウェア市場の先行きもかなり明るかった(今のソフトウェア市場では稀有)のですが、やはりIBMは目ざといと言えましょう。

製品自体のできはよいですし、IBMはかなり積極的にサポートしてくれると思うので、あまり心配はないと思いますが、ひとつ懸念があるとすれば、この手のシステム統合製品は異機種混合(ヘテロジニアス)環境をサポートできる点に強みがあるということで、あまりIBM色が強く出てしまって、DB2の補助ソフトみたいになってしまうとかえって価値が減少してしまうという点でしょう。
過去におけるLotusの例のように、うまくブランドの独立性を管理できることを期待します。

投稿者 kurikiyo : 2005年03月16日 22:38

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