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2005年03月30日

今さら(?)の新CPUアーキテクチャ

NAP(Network Attached Processor)というJVM実行専用のサーバに関する記事(元記事(無料のユーザー登録必要))

複数のアプリケーションをまたがって動的に割り当て利用できるCPUプールを作っておこうという発想自体は新しいものではなく、ブレードサーバ等でプロビジョニングと呼ばれる機能として実装されています。
この製品のユニークなところは、こういう動的CPUプールの実現のために、専用のCPUアーキテクチャ(仮称VEGA)を作ってしまったところ。
コア単体の性能は控えめの24コアのマルチコアアーキテクチャで、SunのNiagraなどの同等の設計思想ですね。
最初にSunからコア単体の性能を抑えたマルチコア、マルチスレッド・アーキテクチャ(いわゆるスループット・コンピューティング)の話を聞いたときはマイクロアーキテクチャ面で遅れているSun SPARCの苦肉の策かという印象を持っていましたが、どうもネットワーク・エッジ部分ではこういうアーキテクチャの方が価格性能比が良いなのは確かなようです(エッジの処理は本質的に並列性が高いですから)。

エンジニアとしての視点から見ると興味津々なのですが、アナリスト的な視点から見ると、今更新しいCPUアーキテクチャを一から作って大丈夫なのかというのが正直なところです。
Intel系のブレードサーバをプロビジョニングする場合と比較して本当にメリットがあるのでしょうか?
この製品の製造元であるAzul Systems社のWebサイトを見ると、SunでHigh Performance Computingや競合分析などの要職を歴任したShahin Kahn氏の名前があるので、テクノロジー的には健全だと思うのですが。要チェックではあります。

投稿者 kurikiyo : 2005年03月30日 00:28

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