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2005年02月02日

Sunの発表の中心はユーティリティサービス

本日、サンタクララのSun本社にてプレス向けの発表会があったわけ
ですが、なんとその中身はグリッドを含むユーティリティコンピューティング
サービスの発表でした(OpenSolarisの話しは全くなしです)。
内容は、ほぼこの記事で網羅されてます。

方向性としては正しいと思いますが、結構課題はあります。

たとえば、1ギガバイト当たり毎月1ドルと言うプライシングのディスク
容量の提供ですが、外部のサービスプロバイダーが提供するディスクを
使うと言うアイデアは、SSP(ストレージサービスプロバイダー)という
呼び名で数年前にも話題になりました。実際には、あまりSSPは普及しま
せんでした。大きな理由はセキュリティだったといわれています。本当に
重要なデータはさすがに社外で管理はさせないというのが大手企業の
考え方というのは日米変わらなかったようです。

また、サービスにしても、今のところは、ほぼ科学技術計算向けオンリー
のソリューションですから市場としては限定的でしょう。

COOのJonathan Schwartz氏は、自分のセッションで
「グリッドは科学技術計算ソリューション」ということを明言してました。
他の多くのベンダーは、あたかもグリッドが今あらゆるコンピューティング
ソリューションに適用可能であるかのように言ったりするんですけどね。
正直な人です。

#Jonathan Schwartz氏のblog、たまに読んでますがなかなか面白いです。
#コメントもトラックバックもできないので、これをblogと呼ぶべきかという
#議論はありますが。

方向性は正しいのですが、これらの戦略がSunの業績にどの程度貢献するか
は何とも言えないところです(こういう話については、証券アナリストの人の方が
敏感ですから、すぐに株価に反映されるでしょう)。

投稿者 kurikiyo : 2005年02月02日 10:54

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