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2005年02月24日
【雑談】おもしろい(ちょっと怖い)トンデモ特許出願
本日も雑談ネタです。
日本国民であれば原則誰でも特許出願はできて、書類が形式的にそろっており、手数料が支払われていれば出願は特許庁に受理されます。
そして、原則、出願日から1年半経過後に特許出願の内容は公開されます。
通常この段階では審査はまだ行われていませんので、世紀の大発明も意味不明のトンデモ発明も同等に公開されることになります。
右のお気に入りリンク集にある特許電子図書館を使えば誰でもこういう特許出願を閲覧することができます。
トンデモ出願の例としては、
公開番号:2001-286199の「顧客に電話をかけて起床してもらうビジネス」という発明(?)ですが、請求項には、
>企業が、顧客の電話・携帯電話・PHSに、電話またはインターネットを利用して顧客にダイヤルすること
>で起床してもらうビジネス。
と書いてあります。うーむ。これは要するにモーニングコールということでは?
公開番号:平11-266597の「宇宙関数」という発明(???)ですが、発明の効果の欄には、
>水星の核となる水素原子の飛び出しに因り、その頃、北に4329kmの所に在ったメキシコ湾から
>噴射が起こりました。その反動が、赤道近くに在ったチベットを浮き上がらせました。極周近くで噴射
>があった為に西東への回転は遠く推定、1日9,375時間です、したがって、現在の自転速度は、
>段々と遅くなっていくことになります。
と書いてあります。ここまで来るとちょっと怖いものがあります
こういうネタはどこで探すのかというと、実はこういう特許出願ばかりを集めたサイトがあるのです。
たまにのぞいてますがかなり楽しめます。
投稿者 kurikiyo : 2005年02月24日 23:13
コメント
私もb-filesはたまに覗いていますが、実務者にはここのa-filesの方がインパクトが強いのです。
いやもう、なんで、こんな事になっちゃったの、という案件がたくさんある事。。自省の意味もありますが、しみじみa-filesを見ております。
投稿者 無名人 : 2005年02月25日 08:13
他の人のために説明しておくと、A-filesとは、発明の内容はまともで、ちゃんと弁理士さんが出願しているのですが、手違いで弁理士さんのメモ書きとかFAX通信表がそのまま出願されてしまったものです(リンク先のサイト運営者の分類法であって、一般的な言葉ではないですよ。)
特許庁としてはこれは明らかにおかしいと思っても、基本的に検閲なしで公開しなければいけないですし、出願人が後で補正かけても補正前の内容は残りますので、ずっと恥がさらされる状態になってしまいますね。
実務者にとっては人事とは思えないですね。自分も特許系ではないですが、仕事で大量の文章書いていますけど、編集が新米だった時に、(ここ禁則処理利かせてください!)などの編集者への指示がそのまま発行されそうになって危なかったことがありました。
メモ書きは前後を☆で囲む等の対策が必要でしょうね。
投稿者 栗原 潔 : 2005年02月25日 10:01
詳細な説明、ありがとうございます。
まぁ、a-filesは出願人というよりか代理人が恥ずかしい思いをする案件です。おまけに代理人が弁理士会の会長だったりする訳ですから・・・・・
投稿者 無名人 : 2005年02月25日 13:10
あと、リンク先の管理人のトンデモ特許の探し方として、「思い出」、「軍隊」など通常の特許出願には絶対出てこない言葉をキーワードにしてサーチすると言うのが挙げられていてちょっと笑いました。
ものすごいノウハウですが、現実的価値はほとんどないですよね。
投稿者 栗原 潔 : 2005年02月26日 01:16