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2005年02月08日

ジャストシステム控訴

ジャストシステムが松下訴訟の件で高裁に控訴しました(参考記事)。当然の動きではあるわけですが、ちょっと気になった浮川ジャスト社長の話。

>スペースキーによる漢字変換が同社(ジャストシステム)の発明である

というところ、ためしに特許電子図書館で調べてみると、ジャストが所有する特許は44件、出願して公開されただけのものも含めると400件以上もあります。

そのどれが、浮川社長の言う「スペースキーによる漢字変換」にあたるのかは調べている時間がない(発明の名称を見ただけはすぐにはわからないので)のですが、ひとつ言えることはジャストシステムも松下電器と同じゲームをしているということでしょう。

「ボタンに絵が描いてあるかないか特許を侵害したり、しなかったりはおかしい」と言うのであれば、「変換キーで変換するか、スペースキーで変換するかで特許を侵害したり、しなかったりはおかしい」という言い分も成り立ちます。

金を右から左に動かしただけで、何百億円ももうかったりするのはおかしいと思っても、そういうマネーゲームで世の中は動いているわけで、これを無視しては企業を運営していくことはできない同じように、こういう特許ゲームも無視してはやっていけないということでしょう。

##以下追加
コメントにも書かれたように、「スペースキーによる漢字変換はジャストの発明」とは書いてますが、特許発明とは書いてないですね。
だいぶ前のエントリーで、「発明/出願/特許を区別しろ」と自分で書いていたのにうっかりしてました。<(_ _)>

とは言え、ジャストが所有する特許の中身を見ると、かな漢字変換の候補の並べ方等、ユーザーインターフェース上の工夫で特許を取得しているのは確かです。
なので、松下もジャストも同じゲームをしているという本エントリーの趣旨には大きく変わりはないと思っています。

投稿者 kurikiyo : 2005年02月08日 20:23

コメント

「スペースキーによる漢字変換」は特許をとってませんよ。とりたくても当時はとれなかった(制度がなかった)わけですが。ここでは「こんなことで特許をとって他社を提訴するくらい馬鹿げている」という例として出したんでしょう。

参照記事がはしょりすぎなので仕方ないですが、もう少し考えるか調べてから書くことをおすすめします。

投稿者 saku : 2005年02月09日 03:03

「スペースキーによる漢字変換」ですが、1983年当時でも「装置」として表現すれば十分特許が取れたはずです。ソフトメーカーであるジャストシステムにそのような発想がなかったのは無理からぬことでしょうが、特許に関わる人間から見ると「もったいない」というのが正直なところです。

投稿者 おさむ : 2005年02月11日 05:02