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2005年02月14日

【雑談】Carly Fiorina解任の件

ちょっと本業が忙しいので、今日・明日は雑談モードです(こいういう時はタイトルに【雑談】と入れることにしました)。

Carly Fiorinaの退任は事実上の解任だったようですね。

Technology Review誌の記事では、「Carlyの退任が発表された時、みんなは喜びに踊った(たとえではなく本当に踊った)」と書かれています。
まあ、彼女のやり方は古き良き"HP Way"とは相容れないのは確かでしょうし、改革を推進するリーダーがみんなから好かれないのは当たり前なんですが(IBMのGersnterも最初は評判悪かったはずです)、こんなに嫌われていたのかというのが正直なところです。
たとえば、"HP Way"を破ってレイオフしたこと等が批判されてますが、古き良き"HP Way"を固守していたら、会社全体が存亡の危機に立たされていたでしょうし。
やはり、Technology Review誌=エンジニアの味方ということで、エンジニア出身でもなく、トップダウンで支配を進めるFoiorina女史はどうしても悪者にされてしまうということでしょうかね。

もうひとつの興味深い記事。
New York Timesの記事です(閲覧には無料の登録が必要。1週間以上前の過去記事閲覧は有料。この記事は2月11日付け、読みたい人は急げ!)。
HPがXeroxやKodakの買収を検討していたという内容です。

ご存知の方も多いと思いますが、HPは利益のほとんどをプリンタビジネス(より正確には、インクカートリッジ販売ビジネス)から得ています。
前にも書いたと思いますが、消耗品ビジネスは利益率高いですし、継続的な収益が期待できるので非常においしいビジネスです。
このビジネスを拡大していくためには買収が手っ取り早いということです。
Fiorina女史がコンシューマビジネスに入れ込んでいたのも、プリンタビジネスへの波及効果を狙ってのものでしょう。

Fiorina女史の退任によって戦略は変わることはないというのがHPの公式見解です。
確かに、エンタープライズ事業(サーバ、ストレージ、サービス)についてはそうだと思っていますが、PCとイメージング事業についてはちょっと微妙だろうと思っています。
買収による拡大を目指す可能性もありますし、逆に分社化してしまう可能性もあると思ってます。
証券アナリストの中には、分社化すべきという声も大きいようです(Compaqの時はあんなに合併した方が良いと言っていたのに)。

どう転んでも、日本HPは、エンタープライズビジネスが中心ですから、日本のユーザーにとっては、それほど大きい影響はないのではと思っています。

投稿者 kurikiyo : 2005年02月14日 23:28

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