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2005年01月18日
メインフレームも捨てたものではない+OOPの適用性?
日経ITProの記事(元記事は日経コンピュータ)
「NECに衝撃、東日本銀がオープン勘定系の採用を白紙撤回」
NECのUnixベースの勘定系システムであるBankingWeb21の採用を
取りやめ、現行の富士通メインフレーム上のシステムの利用を継続する
ことにしたというお話です。
この話、結構いろいろな教訓を含んでいると思います。
まず、第一に、メインフレームは最終的には新しいシステムに移行せざる
を得ないとしても、既に稼働中のミッション・クリティカルシステムの移行は
そう簡単にはいかないということ。
次に、大規模システムの安定稼動という観点からはメインフレームは捨てた
ものではないということ。
この辺については、過去にITMediaにコラム
「メインフレームのすごさについて技術的に解説しよう(1)(2)(3)」
に書きました(このコラム記事は結構評判がよく、今でも「あの記事は良かった」
といわれることがあります)。
そして、最後に、一般的なビジネス・アプリケーションにおいて、OOPのビジネス・
ロジック部分への適用は結構大変ではないかということ。BankingWeb21は
ソフトウェア部品5万個から構成されてるそうですが、ちょっと粒度が細かすぎる
ような気がします。少なくとも、OOPにしたから部品が再利用できるので開発が
迅速にできるようになるというロジックはこのケースでは当てはまってないようだ
と言えるでしょう。
もう少しSOA的なアプローチの方が向いていたのではと思いますが、これはあくまでも
外野からの想像ですから、現場の人にしかわからないいろいろな事情があるのかも
しれませんが。
投稿者 kurikiyo : 2005年01月18日 11:00