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2005年01月09日

CES(コンシューマエレクトロニクスショー)に思う

今、ラスベガスでInternational CES(コンシューマエレクトロニクスショー)が
開催されているのはご存知だと思います。
Microsoft、Intel、HPなどのIT系メーカーも基調講演や出品にかなり力を
入れており、盛況のようです。

IT系のトレードショーといえば、一昔前はCOMDEXだったわけですが、去年は
開催中止。「延期」と言ってますが、雑誌の「休刊」と同じで実際には撤退
ということでしょう。IT産業界のフォーカスが従来型のPCの世界から、家電も
含めた新しい世界へと移りつつあることの象徴と言えるでしょう。

CESについては多くのWebメディアでカバーされているので、日本にいても
多くの情報が入ってくるわけですが、やはり現地に実際に行って熱気を
感じるということは、どんなにネットが発達しても必要なことと思います。
来年のCESは是非自分も行って見たいと思ってます(会社のOKが出なければ、
自腹ででも行きたいくらい)。

ところで、IT業界という点から興味深いのは、HPがかなり家電領域に力を
入れているという点。CESでは、カーリーフィオリーナさんも基調講演してます。
日本では、HP=エンタープライズの会社というイメージが強いですが、
米国ではプリンタの導入ベースがありますので、デジタル家電に進出する基盤は
充分にあります。

これと対照的なのがIBMで、個人用プリンタからもPDAからもPCからも実質的に
手を引いてしまいました。つまり、エンタープライズITの世界から家電領域、
消費者領域に進出するための手立てを自ら放棄しているということになります。
この領域は自分の得意分野ではないからパートナーにお任せするという戦略と
言えます。

家電の領域に積極的に進出するHPと家電から距離をおくIBMの戦略は対照的
と言えます。どちらの決断が正しいのか(それとも両方とも正しいのか、ひょっとする
と両方とも間違ってるのか)を判断するためにはもう少しの時間が必要でしょう。

投稿者 kurikiyo : 2005年01月09日 13:01

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