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2004年12月16日
ベリタス買収の影響は?
IBMのPC事業売却と来て、オラクルのピープルソフト買収と来たら、
次はシマンテックによるベリタスの買収です。
前2者は予測の範囲内ではありましたが、ベリタスの件は想定外
でした。確かに買うに値する魅力があるソフトウェアベンダーの
ひとつであることは確かでした。
ウィルス駆除ソフトのベンダーがストレージ管理ソフトのベンダーを
買うというのはちょっと意外に思えるかもしれませんが、両者とも
ほぼすべての企業が必要としている機能を提供しており、かつ、
プラットフォームへの非依存性を売りとしている点に共通点が
あります。
もし、ベリタスをEMCが買っていたり、サーバ・ベンダーが買っていたり
したら、業界のパワーバランスへの影響はかなり大きく、また、
結果としてベリタス社の良さが出せなくなっていたのではと思います。
ひとつ気になる点は、この発表の直前に、HP-UXにベリタスのクラスタ
機能を取り込むことでベリタス社との提携を発表していたHPですが、
大きな影響はないと見てよいでしょう(SunやEMCが買っていれば
大変なことになっていたかもしれませんが。)
ところで、なぜ、HP-UXがコンパックとの合併後のロードマップにあった
Tru64クラスタとの統合をあきらめたかということですが、Tru64の主要
技術者がオラクルに流出し、リアル・アプリケーション・クラスタ(RAC)
の開発に回されたからという説があります。RACがTru64由来のテク
ノロジーを使っているのは周知ですので、信憑性が高い話と思っています。
投稿者 kurikiyo : 2004年12月16日 22:32