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2004年11月30日

Sunには攻め続けてもらいたい

SunのSolaris10の発表記者会見に行ってきました。

詳細な分析は本業の方で書くとして、ここでは感覚的な感想を。

噂されていたオープンソース化についてまったく触れられなかったので
インパクトを欠いた発表になってしまいました(OSS化については、いまだ
検討中とのこと)

Solarisが、安定度、スケーラビリティ、関連ソフト品揃えなどの点で
業界最高のUnixであり、これらの点ではLinuxもまだまだSolarisの
敵とは言えないのは確かだと思います。今回のRAS関係の機能強化
も適切とはいえますが、これだけではSunが現在の苦境を乗り切ること
は難しいと思います。

Sunについては長年の間ウォッチしてきましたが、Sunの最大の課題は
攻めから守りに転じてしまったことにあると思っています。

Sunの快進撃は1997年にStarfire(Enterptrise 10000)という、当時と
してはオーバースペックとも思える強力マシンを発表した時に始まった
と思っています。ドットコム特需に対して他社の先手を打って、
攻めに出て成功できたわけです。

Sunは、ライバルのIBMやHPと比較するとずっと規模が小さい企業です。
こういう企業が生き延びる道は攻めの姿勢で市場を取ったら、ますます
攻め込むということだと思います。

IBMとHPがStarfireと同等以上のマシンを開発し、Linuxがネットインフラ
OSとして勢力を伸ばす中、Sunは未曾有の成功にあぐらをかいて守り
の姿勢に入ってしまったこと、これが、Sunの現在の不調の原因でしょう。

2001年時点で、強力なLinux戦略の推進、SolarisのOSS化、大手ソフト
ベンダーの買収等々の攻めの手段を取っていれば、Sunは今日の
ような状況には陥らなかったのではと思っています。

投稿者 kurikiyo : 2004年11月30日 23:15

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