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2004年11月13日
ユビキタス社会への期待
私の勤務先であるガートナージャパンの年間最大のイベントであるシンポジウム
が10日~12日に開催されました。
私は、キーノート・スピーチ、ユビキタス系のセッション、キーノートパネルのモデレータ、
自律コンピューティング系のセッションと3日間ほぼ出ずっぱりだったので
結構しんどかったです。
このシンポジウムの前が、アナリストとしては1年で一番忙しい時期なので、
せっかくblog立ち上げたにもかかわらず、全然書き込みできていませんでしたが、
これから最低2日に1回くらいのペースでいろいろと書いていこうと思います。
シンポジウムでは、いろいろと新しい発見がありましたが、特におもしろかったのは
HP、IBM、日立、フェリカネットワークスからゲストをお招きして行った
キーノートパネル(「ユビキタス社会の真のインパクト」)のユーザー投票。
PDAと無線LANを駆使してその場でアンケートを取ったのですが、その中のひとつの
質問「現在の日本の(ベンダー及び政府の)ユビキタス技術への取り組みをどう見るか?」
というのに対しての回答は、バブル気味:20%、適切:30%、不足気味:50%というものでした。
多くの企業の方が、まだまだユビキタス系技術の可能性が生かせたソリューションが
出てきていないと感じているわけであり、これはテクノロジーの提供者にとっては
耳の痛い話であると同時に、ユビキタス系市場の可能性は予想以上に大きい
ということを意味しているでしょう。
そう言えば、私のセッション「先進テクノロジーシナリオ」で、新しいコミュニティの形態の
ひとつとしてblogを紹介し、「私もkurikiyo.comというblogサイトを立ち上げましたので、
よろしかったらアクセスしてみてください」と言った所、そのプレゼンの最中にラップトップ
からサイトにアクセスして、コメントをつけてくれた方がいらっしゃいました。
これぞ俊敏性(アジリティ)の世界ですね。
投稿者 kurikiyo : 2004年11月13日 16:40
コメント
普段からこういう世界で生きてますから(笑)。
というのはおいとくとして…
「ユビキタスへの取り組み」に関するアンケート結果は、まさにハイプサイクル上はまだ成熟したものでない、というのを如実に表現している、という解釈にならないでしょうか?
投稿者 wakatono : 2004年11月15日 03:09
もちろん、まだバブル前夜にすら至っていないという解釈もできるでしょうね。バブルを抑えて、人々がテクノロジーの本来の価値を享受できるようにガイドする。これこそが、インダストリ・アナリストの重要な役目と思います。
投稿者 kurikiyo : 2004年11月16日 00:17