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2004年11月18日

ビジネスモデル特許に再注目

ちょっと前の話になりますが、今かなり気になっている事件として、
「JALがビジネスモデル特許でANAを提訴」
というのがあります。

2000年から2001年ころにかけて一時期ビジネス・モデル特許ブームがありました。
その時はちょっと怪しげな人々がいかにも進歩性がなさそうな特許を元に
権利を主張するといううさんくさい要素がないとは言えませんでした。

しかし、今回の事件は、両当事者とも超一流企業ですし、特許公報を見る限り、
特許発明の内容も具体的かつ明確なものです(本当に新規性、進歩性があるかは、
これからの裁判の中で明らかになっていくでしょうが)。
しかも、損害賠償請求額が100億円と結構高額です。

今、ビジネスモデル特許の特許率はかなり低く、8%程度らしいです。
しかし、ということは、やはりしっかりしたビジネスモデル特許も存在するわけであり、
今後、権利が確定する特許が増えてくると共に、このような訴訟事件も
頻繁に起きてくるのではないでしょうか?
日本の特許制度の現在の運用ではビジネスモデル特許はソフトウェアを利用して
いないと権利を獲得できないため、実質的にビジネスモデル特許=IT関連特許
ということになります。
ITアナリストのイッシューとしてもビジネスモデルは要注意だと思っています。

今後、この事件に限らず、知財回りのいろいろな分析を書いていこうと思います。

投稿者 kurikiyo : 2004年11月18日 23:32

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